給与側の形式を先に見る
勤怠システムからCSVを出せても、従業員コード、列名、時間形式、締め期間が給与ソフト側と合わなければ、並べ替えや手入力が残ります。先に給与側の取込仕様を確認し、10人全員ではなく架空の2人・2日分で試すのが安全です。
最初に確認する順番
- 1給与側の必須列を確認従業員コード、勤務日数、残業、深夜など
- 2勤怠側で同じ列を出す名称だけでなく並び順と単位も合わせる
- 3架空データで取り込みを試す本番データを使う前にエラーと数値を確認する
「出せる」より、「そのまま渡せる」か
従業員コード
名前ではなく、両方のシステムで同じコードを使います。先頭の0が消えないかも確認します。
列名と列順
給与側の指定どおりに、必要列だけを同じ順番で出せるか確認します。
時間形式
「7時間30分」が7.5、7:30、450のどれで必要かを合わせます。
締め期間
月末締め、20日締めなど、給与計算と同じ開始日・終了日で出力します。
7時間30分は、3通りの数字になる
給与側が7.5を求めているのに7.30を渡すと、同じ「7時間30分」に見えても計算結果が変わります。画面上の表示ではなく、ダウンロードしたCSVの値を確認してください。
従業員コードの先頭0、日付、時刻、文字コードなどがExcel側で自動変換される場合があります。元ファイルを残し、加工版は別名で保存します。
同じCSVでも、準備の仕方が違う
スマレジ・タイムカード
給与ソフト連携用CSVは、項目を選んでテンプレートとして登録できます。人事労務freeeやMFクラウド給与向けの指定もあります。一方、利用できるCSVはプランによって異なるため、無料運用を前提に決めないことが重要です。
ジョブカン勤怠管理
CSV・Excel、期間、所属、スタッフなどを指定でき、独自の出力フォーマットも作成できます。過去勤務は月次欄だけでなく打刻履歴まで正しく登録されているか、出力前に集計値を確認する必要があります。
KING OF TIME
列名、列順、空白列、10進数・60進数・分単位などを出力レイアウトで設定できます。出力前にエラー勤務と未確定申請を確認でき、条件によっては勤怠データの再計算が必要です。操作性は実測していません。
2人・2日分で、ここまで確認する
- 給与側と同じ従業員コードになっている
- 通常、遅刻、残業、深夜を含むテストデータを使った
- 必要な列が、指定された名前と順番で並んでいる
- 時間形式と小数・丸めの扱いが一致している
- エラー勤務と未確定申請を解消した
- 取込後の勤務日数・残業・深夜時間を元データと照合した
- 元CSVを残し、加工版を別名で保存した
この記事は受け渡し前の確認方法を整理したものです。給与ソフトへの取込結果は各社・各設定で異なるため、本番前に必ず利用中の給与ソフトでテストしてください。
広告と確認範囲
現時点のリンクは各社の公式ページへの通常リンクです。スマレジ・タイムカードとジョブカンは勤怠側の操作を確認し、KING OF TIMEは公式情報のみを確認しています。給与ソフトへの実取込は行っていません。