確認用と取込用を分ける

勤怠システムから出したCSVは、まず複製します。元CSVは変更せず保存し、Excelで見るファイルと給与ソフトへ渡すファイルを分けます。Excelで見た目が正しくても、保存後のCSVが同じとは限りません。

安全な基本ルール

  • 元CSVダウンロード直後のまま保管する
  • 確認用Excelの「テキスト/CSVから」で読み込む
  • 取込用給与側の指定形式に合わせた別ファイルにする

見落としやすいのは、この3項目

社員番号00123 → 123

数値として読み込まれ、先頭の0が消える。

日付に似た値9-1 → 9月1日

コードや文字列が日付として解釈される。

日本語氏名 → 文字化け

CSVの文字コードとExcelの読込み設定が合わない。

Microsoftも、Excelが先頭0を削除したり、文字と数字の組合せを日付へ変換したりする場合があると案内しています。給与計算では社員番号の不一致が別人扱いや取込エラーにつながるため、見た目だけでなく元CSVとの一致を確認します。

Excelの「データ」から読み込む

  1. 1
    CSVを複製する

    元CSVは「原本」など分かる名前のフォルダーへ移し、直接編集しません。

  2. 2
    Excelを先に開く

    CSVをダブルクリックせず、新しいブックから始めます。

  3. 3
    [データ]→[テキスト/CSVから]を選ぶ

    対象CSVを選び、プレビューで日本語と列の区切りを確認します。

  4. 4
    社員番号を「テキスト」にする

    Power Queryの編集画面で、先頭0を残したい列のデータ型を文字列にします。

  5. 5
    日付と時間の列を確認して読み込む

    意図した日付形式か、7時間30分が7.5・7:30・450のどれかを確かめます。

自動で数値化00123 → 123社員番号が一致しなくなる
列をテキスト指定00123 → 00123元の番号を保ったまま確認

Excel形式で残し、CSVへの上書きを避ける

確認やメモを残すなら、作業用ファイルはExcelブック(.xlsx)として別名保存します。CSVは書式や複数シートを保持できません。給与ソフトへ渡すCSVが必要な場合は、元CSVを上書きせず、指定された文字コード・列順・時間形式で新しいファイルを作ります。

直したつもりでも、再保存で別の変化が起きる

CSVを保存した後は一度閉じ、取込前に社員番号、先頭行と最終行、件数、残業・深夜時間を元データと照合します。

最低限、5か所を見る

  • 元CSVを別に保管している
  • 社員番号の先頭0が残っている
  • 日付に似たコードが勝手に日付へ変わっていない
  • 氏名・所属名が文字化けしていない
  • 行数、合計時間、最終行が元CSVと一致している

給与計算へ渡す前の4つの確認

Excelで正しく開けた後は、従業員コード、列名・列順、時間形式、締め期間が給与側と合っているかを確認します。

受け渡し前の確認手順を読む

確認した情報

Excelの挙動と操作手順はMicrosoft公式サポートを確認しました。画面名はExcelの版によって異なる場合があります。特定の勤怠・給与ソフトへの取込成功を保証する記事ではありません。